代表者挨拶

平素は格別のお引き立て、誠にありがとうございます。
セルビデオ業界も誕生して約30年を迎えます。その間、ビデオテープからDVDディスクへの変換や
10坪程度で始まったお店の面積も徐々に大型化し100坪200坪の店舗ができ、今の店舗の形が形成されました。全盛期には世間から約10年遅れてビデオ屋さんバブルも発生し良い時代もありましたが、最盛期約2万店あったお店も現在は約2,000店に減っており、各店舗の売上も約半分になっているのが現状です。そのような時代であっても当協会の加盟店さんは個人経営(形態は法人形態の店舗もあります)でありながら現在も営業を続けております。
何故営業が続けられているかと申しますと、一つは協会の運営がFCのように上から何か命令されるのではなく、全店横並びで各店舗が独立して運営をし、その良かった事(成功した事)悪かった事(失敗した事)を協会内に報告し、それを聞いた他の店舗は良かった事を取り入れ、悪かった事はやらない、単純にその繰り返しをする事により、その時代に合った店舗運営が出来たからだと思います。
もう一つは10年ほど前に協会内に物流事業を立ち上げた事です。当初の目的は売上の低下してきたメーカーさんの商品を取り扱うのに各店での取引では送料やコストの関係で直取引が出来なくなったのをまとめて物流に送って頂く事により取引の継続が可能になりました。それに加えて各取引先と交渉するさいに物流に窓口を1本化する事により40店舗を一つの法人とみなされ有利な条件での取引や様々な要望や提案も聞いて頂けているからだと思います。
これからも他の業種も含め物販店は相当厳しい状況が続く事だと考えます。現在のDVD中心の売上も他の商品に替わりつつあります。人間一人で出来る事は限られています。そんな時同じ志を持った人たちと一緒に商売を続けて行きませんか。当協会の主旨にご理解頂ける方をお待ちしております。
今後とも変わらぬお引き立て、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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